中古パソコンをネットで購入する場合、判断基準となる情報は、基本的に販売サイトに掲載されている商品情報です。
実物を見られるわけではなく、メーカーの担当者がいるわけでもないので、限られた情報から自分で判断して商品を選ぶことになります。
しかし、中古パソコンを購入するのが初めての方や、知識があまりない方の中には選び方がわからず、不良品を購入してしまうのが心配という方もいるでしょう。
そんな方のために、今回は中古パソコンの選び方を、見るべき項目を挙げてご紹介します。
中古パソコンを選ぶ際に見るべき項目は、
大きく以下の5点です。
では、それぞれの項目について、
詳細や選び方を見ていきます。

知っている方も多いかと思いますが、OSはパソコンの中核といえるシステムソフトウェアです。一般的には、WindowsやMacOSが有名でしょう。
中古パソコンのOSは、サポート期間がポイントです。最近まで使っていたパソコンのOSが使いやすく、新たに購入するパソコンも同じOSにしたいと思うかもしれませんが、そのOSはすでにサポートが終了している可能性もあります。?
長く使っていくのであれば、サポート終了まで期間に余裕のあるOSを選ぶようにするのがよいでしょう。

CPUはいうなればパソコンの頭脳で、複雑な処理を安定して行えるかどうかに関わります。簡単にいえば、よいCPUを持つパソコンを使うことで、作業のストレスを減らすことができます。CPUは、より高い性能のものが新しいモデルに搭載されることもありますが、必ずしも新品パソコンのほうが、中古パソコンよりもCPUの性能が高いわけではありません。中古で購入すれば、新品で購入するよりも、安い金額で、高い性能のCPUが手に入る可能性もあります。
中古パソコンのCPUをチェックするときには、ブランドを見ます。以下は、シェアの大きいインテル社のCPUブランドと性能です。
CPUブランド | 性能 |
Celeron | 低 |
Pentium | 低 |
Core i3 | 標準 |
Core i5 | 標準 |
Core i7 | 高 |
Core i9 | 高 |
低性能とはいえ、PentiumやCeleronでもネット閲覧やメールなどが作業のメインになるのであれば、大きな問題にはならないといえます。しかし、ゲームをしたり、仕事で動画や画像を編集したりするのであれば、Core i7以上のものを選んだほうがよいでしょう。

メモリは、パソコンにおける作業机にたとえられる部分で、各種ソフトやアプリをこの上に開いて作業するイメージです。パソコンを使っていて動きが鈍くなってきたと感じたら、原因はこのメモリにあることも考えられます。CPUと同様に、より大きなメモリを持つパソコンを使えば、作業のストレスを減らすことができます。
中古パソコンのメモリをチェックするときには、4GB以上あるかどうかを一つの基準にできます。
これ以下のメモリを持つパソコンを見かけることもありますが、WordやExcelを使うなど一般的なビジネス用途で利用するのであれば、4GB以上がおすすめです。もし本格的に動画や画像の編集をするなら8GB、ゲームをすることがメインになるのであれば16GB以上のメモリも検討したほうがよいかもしれません。

ストレージは、データの保存場所です。最近はオンラインの保存場所である「オンラインストレージ」もありますが、まだパソコン内にデータ保存している方も多いでしょうから、中古パソコンを選ぶうえでも気にしたいポイントです。
中古パソコンのストレージをチェックするときは、その種類に着目します。ストレージには、HDDとSSDの2種類があり、一般的にSSDのほうがHDDよりも読み書きが速かったり、消費電力が低かったりするメリットがあります。その一方で、SSD内蔵のパソコンはHDD内蔵のものよりも価格が高くなる可能性があります。
これまで使っていたパソコンのストレージを確認し、それがもしSSDで、その速さに慣れているようであれば、新しく購入する中古パソコンもSSD内蔵のものを選んだほうが使いやすいかもしれません。しかし、HDDも使えないほど遅いわけではなく、安く大容量のものを手に入れられるメリットもあるので、これまでHDD内蔵のパソコンを使っていたり、価格を重視したい場合は、HDD内蔵の中古パソコンでも悪くないでしょう。また、購入後にHDDからSSDに交換することも可能です。

中古パソコンは、国内メーカーだけでなく海外メーカーのものも多く販売されています。もちろん特定のメーカーのものを購入したい方もいると思いますが、そうではなく、「これまで国内メーカーのものを使っていたけど海外メーカーにも興味がある」という方や、その反対という方もいるかと思います。個別のモデルで細かい違いはありますが、国内と海外メーカーにはそれぞれ以下のような特徴があります。
- 国内メーカー
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- ・サポートが手厚い
- ・最初から使えるソフトウェアが多い
- ・どちらかといえば初心者向け
- 海外メーカー
-
- ・価格が安い
- ・購入時のソフトウェアが少ない
- ・どちらかといえば中級者以上向け
ただし、これらは一般的な特徴で、保証がすでに切れていることもある中古パソコンには当てはまらないこともあります。
また、価格の安さは中古パソコンの大きなメリットで、それゆえテスト購入もしやすいです。もしこれまで国内メーカーしか使ったことがなかったのであれば、この機会に海外メーカーのものを購入してみてもよいでしょう。
例えば、ゲオオンラインストアで取り扱っている中にMacBookという、Apple社製のシリーズがあります。軽さや薄さ、ディスプレイの綺麗さなどが特徴です。モデルによっては新品で購入すると価格の高さがネックになりますが、中古では安く買い求められるため、興味のある方は一度チェックしてみてください。
中古パソコンの選び方を理解したら、
今度は販売サービスを選びましょう。
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実物を見られない分、中古パソコンを検討する際にはポイントを押さえながら商品情報を確認することが大切です。今回はOSやCPUなど、見るべき項目それぞれについてご紹介しましたが、実際には優先順位や予算などを考慮しながら、総合的に判断して自分に適したものを選ぶことになるでしょう。また、これまで使ってきたパソコンの性能や使い心地なども参考になるはずです。
