
Vol.20 2021.10.6更新
今ならとってもお安く買えちゃう コスパに優れたゲームが勢ぞろい!
ゲオオンラインストアゲーム担当のワタクシ徳永が、こだわりポイントのコメントとともに紹介していくぞ!
いろんなゲームを遊びつくしたいそこのあなた!
思わず昔を思い出す懐かしのレトロゲームや、ゲーマー必見の知られざる名作などなど・・・。
NintendoSwitch/WiiU/Wii/3DS/DSの任天堂機種や
PS5/PS4/PS3/PS2/PS/PS Vita/PSPのソニー機種の
おすすめソフトの中からあなた好みのゲームを見つけ出せ!
大人気RPGシリーズ作品 ゲオオンラインストア売上本数順!テイルズ オブ シリーズ編
2021年9月に発売されたテイルズオブアライズが、なんと歴代最速で100万本の出荷を達成!
徳永もテイルズシリーズの人気の高さを改めて実感した次第だ。この偉業を記念して、今回はテイルズシリーズ作品をゲオオンラインストアの売上本数順に紹介するぞ!

テイルズシリーズの集大成

【プレイ人数】1人
【対象年齢】12才以上対象
【発 売 日】2016/8/18
【必要HDD容量】12GB以上

アクションRPGの傑作
グレイセス エフ

【プレイ人数】1人(戦闘時のみ1〜4人)
【対象年齢】12才以上対象
【発 売 日】2010/12/2
【必要HDD容量】ゲームデータ4500MB以上
(インストール必須)/セーブ:462KB以上
【振動機能】対応
元々Wiiで発売されていた「テイルズ オブ グレイセス」に、後日譚や新要素を追加してPS3でリブートされた完全版、それが本作「テイルズ オブ グレイセス エフ」だ。キャッチコピーは「守る強さを知るRPG」。
世間一般的にはもちろん、筆者個人の意見としても、本作最大の魅力は完成された戦闘システムにこそある。テイルズ作品の主流とも言える、テクニカルポイント(いわゆるMPのようなゲージ)を消費しながら通常攻撃と必殺技を使い分けていくシステムではなく、リメイク版「テイルズ オブ デスティニー」で登場したチェインキャパのシステムを採用している。このチェインキャパを採用したシステムは、ゲージの管理が難しくなる分、必殺技を自由に組み合わせて戦っていくことができるため、戦術の幅がテクニカルポイントのものに比べて格段に広がる。
さらに「デスティニー」とは異なり、ジャスト回避をすることでチェインキャパを回復させることができる仕様になっているため、プレイヤースキルを磨き、アクティブに動けば動くほど有利に戦闘を運ぶことができるのだ。
このシステムがとにかく秀逸で、作業になりがちな毎回の戦闘を、何度やっても楽しめるイベントへと昇華させている。良いゲームかどうかは複合的な視点・要素で決めるべきものだが、ベースとなる「さわって楽しい」がなければ始まらない。そのさわって楽しいがこの上なく詰め込まれた本作は、ゲームの本質的な楽しさを提供してくれる作品と言えるだろう。
戦闘の充実感 | ★★★★★ |
---|---|
追加要素の豊富度 | ★★★★★ |
攻撃は最大の防御度 | ★★★★★ |

存分に詰め込んだ意欲作!

【プレイ人数】1人
【対象年齢】12才以上対象
【発 売 日】2012/1/26
【メモリーカード】必須:空き容量4096KB以上

DSで発売された「テイルズ オブ イノセンス」が、PSVITAへとフィールドを移し、さらにオリジナルキャラクターなどの追加要素をふんだんに盛り込んだリ・イマジネーション作品「テイルズ オブ イノセンス R」。恒例のキャッチコピーは「想いを繋ぐRPG」だ。
前世と現世が繋がり、新しい絆を結んでいく本作のストーリーは、いかにもテイルズシリーズといったファンタジーさで、「そうそう、これが見たかったんだ」と思うゲーマーは少なくないだろう。またPSVITAという携帯ゲームの中でも高性能な端末を得たことで、イベントシーンなどがフルボイスになっているのもありがたいポイント。今さらながら、テイルズシリーズのストーリーや脚本にかける想いの強さには脱帽する。ここがしっかり作り込まれているからこそ、ゲームの世界をより深く知ることができ、没入感を高めることができるのだろう。
また本作で初めて導入されたバトルシステムである「DI-LMBS」は、上手く立ち回ればそれだけ戦闘が有利になるシステムであるため、自然と戦闘技術を磨こうという気持ちにさせてくれるのも良い。アメフトなんかでは、「モメンタム」と呼ばれる“試合の流れ”みたいな概念があるが、そうした単なるパラメータだけでは決まらない試合の醍醐味をゲームに取り入れたのは、面白い試みと言えるだろう。
ハズレのないシリーズではあるが、本作はその中でも特に王道感が強い作品であるため、シリーズ経験者はもちろん、はじめてテイルズシリーズを遊ぶという人にもおすすめだ。
快適な操作性 | ★★★★★ |
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キャラ&ストーリーの王道度 | ★★★★★ |
前世のギャップ度 | ★★★★★ |

完全リマスター!
ユニゾナントパック

【プレイ人数】1人(戦闘時のみ1〜4人)
【対象年齢】12才以上対象
【発 売 日】2013/10/10
【必要HDD容量】テイルズ オブ シンフォニア:
ゲームデータ904MB以上(インストール必須)/
セーブ:154KB以上
テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-:
ゲームデータ3244MB以上(インストール必須)/
セーブ:350KB以上
【振動機能】対応
ゲームキューブとPS2で発売された「テイルズ オブ シンフォニア」とWiiで発売された「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」が同時にPS3に移植されたリマスター版。キャッチコピーは「終わらない現実が、ここにある」だ。
シンフォニアにはキャラクター衣装と秘奥義カットインが新規要素として追加され、ラタトスクの騎士にはギャラリーモードとかぶりものの装備である「ヘッドチェンジ」という機能が加わった。
基本的なゲーム内容はそのまま移植されており、グラフィックがHD化されたので、より美しくキャラクターや背景が表現されている。シリーズ未プレイ者でも既にプレイ済みの方でも、それぞれ新鮮な気持ちで楽しむことができるだろう。
シンフォニアは熱血漢の主人公が世界を救うという王道RPGで、ラタトスクの騎士は短編ストーリーと多数のクエストで構成された内容だ。どちらもそれぞれ違った魅力のあるゲーム性で、ストーリーを楽しむこともクエストをやりこむことも可能。特にシンフォニアはテイルズシリーズにしては珍しくシリアスなストーリーとなっており「まさか、そんな!?」という驚きも味わえたりする。名作と名高いシンフォニアとラタトスクの騎士、ぜひこの機会にまとめて堪能してほしい。
シナリオの魅力度 | ★★★★★ |
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オープニングの神曲度 | ★★★★★ |
ヒロインの可愛さ! | ★★★★★ |

ストーリーも大幅に進化

【プレイ人数】1人
【発 売 日】2013/3/7
【メモリーカード】必須/空き容量:32MB以上

ニンテンドーDSで発売された「テイルズ オブ ハーツ」のリメイク版で、キャッチコピーは「新たな心と出会うRPG」。DS版ではドットの2Dだったのがポリゴンの3Dに変更されており、グラフィック面で大きな進化を遂げている。
特に戦闘時のエフェクトはかなりカッコよくなっており、DS版プレイヤーでも新しい作品をプレイしているような気分になるだろう。敵に対して一方的なコンボをボコボコに決められるチェイスリンクは爽快感バツグン。さらに、仲間全員に防御を指示できる全体ガードという機能も追加され、より戦略的な戦闘が可能となっている。
新規のプレイアブルキャラクターも登場。DS版では操作キャラではなかったカルセドニーがパーティに加わり、マチェットと斧で戦うイケオジのガラドが新規キャラクターとして追加された。ストーリーやイベント、ダンジョンの仕かけも3Dグラフィックに適した内容に改変されており、より密度が濃くなって楽しめる内容へと進化している。キャラクターはフルボイス。人気声優も多数出演しており、声を聞いているだけでなんだかテンションが上がりまくり!本編の途中に適宜挟み込まれるアニメムービーも大量に追加されているので、新鮮にストーリーを楽しむことができる。
とにかく、「テイルズ オブ ハーツ」リメイク作品ではありながらほぼ新作としてプレイできちゃう「テイルズ オブ ハーツ R」。リメイクだから別に…とプレイしていなかった方も、プレイして絶対に後悔はないはずだ。
グラフィックの進化度 | ★★★★★ |
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チェイスリンクの快感度 | ★★★★★ |
イケオジ渋すぎ度 | ★★★★★ |

2016年にPS4で発売された「テイルズ オブ ベルセリア」。本作は、ゲオオンラインストアでのシリーズ内売上本数TOPを誇っている。テイルズシリーズお馴染みのキャッチコピーは「君が君らしく生きるためのRPG」だ。
本作の大きな特徴の一つが、シリーズ初となる単独女性主人公を採用した点であろう。1995年に第一作である「テイルズ オブ ファンタジア」が発売され、そこから20年間さまざまな新作が発売されてきたが、基本的には男性キャラが主人公を務めていただけに、驚かされた人も多いのではないだろうか。とはいえ、そこはテイルズ。キャラの描き方、立たせ方が秀逸なので全く問題なし。復讐に燃える主人公ベルベットは、美しくも苛烈、そして哀愁を併せ持ったシリーズ屈指の魅力キャラに仕上がっている。
戦闘システムに関しても、本作から大きな変更が加えられている点に注目したい。テイルズシリーズと言えば、自分と敵をラインで結ぶ2D戦闘を軸にしたアクション性の高い戦闘が魅力だったが、ベルセリアではついにその概念が撤廃され、常時フィールドを自由に移動可能に。そのため、今まで以上に敵との位置取りが重要になり、戦略性の高い戦闘を楽しむことができるようになっている。
その他、テイルズシリーズお馴染みの要素も完備されており、安定感も抜群。PS4作品なので映像等にも古さを感じず、すべてのゲーマーを満足させてくれる仕上がりだ。