中古スマホで失敗しない!手続き、初期設定、キャリア、危険性…スマホを買う前に知っておきたいこと

「新品スマホは魅力的だけど円安で手が届かない」「中古スマホに興味はあるけれど、どこで買って、どうやって設定すればいいの?」「機械に疎いからデータ移行が不安...」そう思っていませんか?
実は中古スマホは選び方によっては、写真やアプリの情報が消えてしまう、電話やインターネットが使えない、個人情報が奪われるなんてトラブルになってしまうことも!
この記事を読めば中古スマホの購入から使用までの手続き、初期設定、キャリアの選び方、さらには中古スマホの危険性について詳しく知ることができます。
初めて中古スマホ選びをする方はぜひこの記事を読んで安全にかしこくオトクなスマホ選びを実現させましょう!
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執筆者
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ゲオEC担当者
ゲオオンラインストアのEC運用をしているチームです。ゲームやスマホのお役立ち情報、ゲオオリジナル商品の情報などを投稿します!
目次
中古スマホはどこで買う?かしこい選び方
状態を確認する

中古スマホを購入する際は、デバイスの状態をしっかり確認しましょう。画面の傷や、本体の損傷、バッテリー寿命などをチェックすることが重要です。
画面の傷は操作時の視認性に影響し得るため、できる限り避けるべきです。また、本体の損傷があると放熱性能などが低下する可能性があります。
ネットワーク利用制限を確認する

中古スマホを購入する前に、必ずネットワーク利用制限のチェックを行いましょう。ネットワーク利用制限がかかっていると、「赤ロム」と呼ばれる購入後に通信が使用できなくなる状態になる可能性があります。これはIMEI番号を使ってキャリアのサイトで確認することができます。
販売店を選ぶ
中古スマホを購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
家電量販店、有名企業が運用している店舗やオンラインストアなどが一般的に信頼性が高いとされています。
オンラインで購入する場合は返品ポリシーや保証についてもしっかり確認しておきましょう。
キャリアを選ぶ

中古スマホを購入する際は、以前から使用しているキャリアを引き続き使用することもできますし、購入時にキャリアを乗り換えることもできます。
購入時にキャリアを乗り換える場合は「MNP乗り換え」になりますので、各キャリアがするキャンペーンを利用して端末代だけではなく
通信料もオトクに出来ちゃうかもしれませんよ!

中古スマホ用のオススメアクセサリー
中古スマホを購入した際には、できるだけ早くケースや画面保護フィルムを利用することで、スマホの寿命を延ばすことが可能です。ゲオでは多様なデザインと機能性を兼ね備えたアクセサリーを取り揃えており、手頃な価格で購入できます。
中古スマホの初期設定
ネットショップでスマホを購入する場合に、やっぱり不安なのは初期設定! 機械に慣れていない方でもわかりやすく説明いたします。
SIMカードの挿入

中古スマホを手に入れたら、まず最初に行うべき作業がSIMカードの挿入です。
SIMカードは通信回線を利用するために必要なもので、各キャリアから提供されます。
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スマホの電源を切ります。
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専用のSIMトレイを取り出すためのピンを用意します
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端末の側面にあるSIMトレイの穴にピンを差し込み、トレイを引き出します。
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SIMカードを適切な方向に設置し、トレイを再び挿入します。
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スマホの電源を入れ、正常に通信できるか確認します。
最近では物理的なSIMを持たない「eSIM」も出てきています。「eSIM」を使って初期設定をする場合は以下の記事をご覧ください。
APN設定
ゲオモバイルのUQモバイルを使用する場合、次に行うべき設定がAPN(アクセスポイントネーム)の設定です。これによりインターネット接続が可能になります。
なお、APN設定は必要な端末と、不要な端末があります。iPhoneはプロファイルをインストールすることによってAPN設定をします。詳細はご契約しているキャリアに確認しましょう。
データ移行

最後に、旧スマホから新しい中古スマホへのデータ移行を行う必要があります。これには複数の方法があります。
iCloudまたはGoogleドライブの利用
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旧スマホでiCloudやGoogleドライブにデータをバックアップします。
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新しい中古スマホに同じアカウントでログインし、データをリストアします。
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連絡先、写真、アプリなどが正しく移行されているか確認します。
データ移行アプリの利用
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PlayストアやAppストアからデータ移行専用のアプリをダウンロードします。
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両方のスマホにアプリをインストールし、ガイドに従ってデータを移行します。
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特に古いスマホと新しい中古スマホの間で異なるOSの場合、この方法が便利です。
パソコンを使用
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旧スマホのデータをパソコンにバックアップします(USBケーブルまたは専用ソフトを利用)。
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バックアップデータを中古スマホに転送します。
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特定のフォルダやアプリのデータが正しく移行されているか確認します。
以前、私はパソコンやiCloudを使用してデータ転送を行っていましたが、 Appleで「クイックスタート」と呼ばれる転送方法を使用できるようになってからは、Wi-FiとBluetoothがあればほとんど全自動でデータ移行を行うことができます。
私も実際にクイックスタート機能でiPhoneやiPadの初期設定を何度かしていますが、本当にカンタンでした。
iPhone以外の中古スマホの初期設定も最初は難しそうに思えるかもしれませんが、一度手順を理解すれば簡単です。特にSIMカードの挿入やAPN設定 は通信に直結するため、しっかりとした手順を踏むことが重要です。
中古スマホ利用時の注意点
セキュリティ対策

中古スマホを使用する際には、セキュリティ対策が必要です。
定期的なOSの更新や、不明なアプリのインストールを避けることが大切です。
パスワード管理
パスワードは半角英大文字、小文字、数字、記号などを使用した複雑なものを使用することが基本です。強固なパスワードを設定し、漏洩を防ぎましょう。
二段階認証
二段階認証を設定することで、不正アクセスを防ぎます。特に金融関連のアプリなど、重要な情報を扱うアプリには必須です。
フリーWi-Fiの利用
公共の場所やカフェなどに設置されているフリーWi-Fiに接続する際は、提供元が信頼できるものか確認しましょう。正規のフリーWi-Fiを騙った偽のWi-Fiが悪意を持って設置されている場合もあります。
また、VPNサービスを使用して通信の暗号化を行うことで不正アクセスやデータ漏洩を防ぐことができます。
セキュリティ意識の重要性
中古スマホを安全に利用するためのセキュリティ対策は非常に重要です。セキュリティ意識を高め、定期的な見直しを行うことで、中古スマホでも安心して利用できます。
中古スマホの危険性
データの抜き取り
中古スマホを購入する際に最も注意したいポイントの一つは、前の所有者のデータが完全に消去されていない可能性があることです。
データを確実に消去するためには、専門のソフトウェアを使用するか、信頼できる販売店から購入することが重要です。また、初期化されていない場合、個人情報が洩れるリスクがあります。
違法改造端末
中古スマホ市場には違法に改造された端末が紛れ込んでいることがあります。 これらの端末はハードウェアやソフトウェアに改変が加えられており、正常に動作しないことがあります。 また、違法改造された端末を使用していると、法律違反になる可能性もあります。信頼できる業者から購入することが大切です。
特にフリマサービスなどで買取業者を仲介せずに中古スマホを購入する場合は、悪意のあるユーザーが個人情報を抜き出す目的で取引をしている場合があり、危険ですので注意をしましょう。
選び方を間違えなければ中古スマホも安心です
中古スマホを購入する際のリスクを理解することで、より安心して利用できるようになります。まず信頼できる販売店を選びましょう。 例えば、ゲオオンラインストアで購入することで、購入後のトラブルを防ぐことができます。販売店の評判や提供される保証内容を確認することで、安全性を確保できます。 また、ゲオオンラインストアでは、初期化や整備をしっかり行った上で販売しているので、安心感が違います。
さらに、購入したスマホの初期設定やセキュリティ対策をしっかりと行うことが大切です。セキュリティ対策としては、最新のソフトウェアアップデートを適用し、必要ならばセキュリティアプリを導入することも検討しましょう。
中古スマホでも快適かつ安全に使用するためには、適切な知識と対策が必要です。購入する際にはリスクをよく理解し、安心して使用するための準備をしっかりと行いましょう。
まとめ
中古スマホを購入する際には、まず信頼できる販売店を選び、端末の状態やネットワーク利用制限を確認することが重要です。また、初期設定やデータ移行についても事前に調査し、しっかりと準備しましょう。
中古スマホにはデータの漏洩や違法改造端末といったリスクがありますが、正しく選べば安心して使えます。購入後もセキュリティ対策やバッテリーの管理を怠らず、安全に使用することが大切です。 これらのポイントを押さえておけば、中古スマホでも快適に日々の生活を楽しむことができるでしょう。